通信員業務を始めて思ったこと
ある方からのご紹介をいただき、メディア企業で通信員業務をさせていただくことになりました。実質的なインターンシップです。 主な業務は、プレミアリーグで活躍する日本人選手に関する英国での報道を、日本語に翻訳し、日本のメディアにお届けする、というもの。 これまで僕は調整業務しか担当していなかったのですが、先日からいよいよもって、翻訳業務を始めました。...
View Article議論で「怯まない」
授業が始まって3週目。グループワークの機会も増えてきました。 あるグループワークで僕たちは、実在するインドのLCC(格安航空会社)をテーマに選択していて、今後数ヶ月に渡って分析をしていきます。 今回のグループワークは「その企業が中期的に抱える問題を、シナリオ分析に基づいて見出す」というもの。...
View Article不定期連載 " Sports Graphic Fimber"
イングランドのトップクラブで活躍する香川真司。大きいとはお世辞にも言えない体躯でレギュラーを張る彼の姿に、勇気づけられている日本人ファンは少なくないはずだ。 一方で、人知れず同時期に渡英したアマチュアの選手が、ここリバプールにいる。しかしこのことはあまり世間には知られてはいない。当然、押しかける報道陣もここにはいない。 仕方が無いから彼の練習風景について、自分で自分をインタビュー取材した。...
View Article主体的でいる
今日は初のプレゼンテーションでした。テーマは自国リーグの外国人枠について。約3時間のクラスの後、プレゼンが終わった開放感とともに、クラスメート約10人でパブに雪崩込みました。 クラスの雰囲気が徐々に打ち解けてきたこともあり、開講当初に比べて、少しずつ込み入った話しをするようになってきました。...
View Articlemake a difference
ここのビジネススクールのmission statementとでもいえばいいのでしょうか。"Learning to make a difference"というフレーズを、学内や資料上でよく見かけます。 こちらでの生活が徐々に落ち着きはじめてからというもの、「この"make a difference"ってどう捉えればいいのかな」ということをずっとぼんやり考え続けていました。...
View Article抱えているのは夢と希望だけではない
イギリスに来て、1ヶ月を過ぎました。クラスメートの人となりが、お互いようやく分かってきたかな、という気がしています。 先日パブで隣同士になったあるクラスメートから、こんな質問をされました。 「通信員業務は最近どう?」...
View Article不定期連載 "Sports Graphic Fimber"
不定期連載と銘打ちながら、定期的にしっかりとアップされているこのシリーズ。 ―本日は公式戦第2節。いかがでしたか?「そうですね、体調を整えるのに少し苦労しました。 実はこの前日、前々日と二日連続でマンチェスターに遠征で行っていたので。 昨日も帰宅したのが深夜12時。タイトなスケジュールが続いていました。」 ―ベンチ入りも、あいにく出場は叶いませんでした。...
View Articleおバカキャラ枠はイギリスにもあった
このブログを読んでくださる方は、僕が普段どれだけ真面目クンでトゥーシャイシャイボーイなのかをしっかりご理解くださっているかと思うのですが、僕のそういったキャラクターは、クラスではもはや完全に崩壊しつつあります。 ①クラスメートからいっぱい突っつかれている インド人とかメキシコ人とか、嬉々として僕を突っついてきます。 油断してる時にヒュッとくるので、常にルックアップして、...
View Article英国式ミルクティーの淹れ方
ミルクティーの淹れ方、というと紅茶をまずティーカップに淹れて、その後ミルクを注ぐ、というのが僕たち日本人にとっては一般的なイメージですよね。 ところが、ここイギリスでは、「ミルクを先にコップに注ぎ、その後紅茶を淹れる」という方法があります。 僕自身聞きかじってはいたものの、実際にミルクが先に注がれる光景を目の当たりにしたときは、なかなか衝撃的でした。...
View Articleヒゲが何の役に立つというのか
僕はあんまりヒゲが生える体質ではありません。ヒゲの生物学的な必要性もあまり感じていません。 (唯一、「ブラウンモーニングレポート」 ※サラリーマンが出勤途中にヒゲを剃る、あのテレビCM への出演が決まった時は、ヒゲがあまりないと剃り具合がキレイに映らないので、 「ヒゲもっと生えろ!」と鏡台に向かって念じましたが。) ヒゲと同じく、卑下の必要性もここに来て感じなくなりました。...
View Articleうまくいく予感
ブラジル人クラスメートが開いてくれたホームパーティーで、新たなプロジェクト案が持ち上がりました。もしきちんとうまくオーガナイズできれば、とても素晴らしいものになるのではないかなと思っています。 「俺はこうしたい」「いやいやこうした方がもっとうまくいく」...
View Article想像していたことが実現しようとしている
日本サッカー協会がヨーロッパに拠点を設ける、というニュースが飛び込んできました。 多くの人にとっては、数あるニュースの内の一つにしか過ぎませんが、僕にとっては興奮を隠しきれないニュースです。<参考URL>http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/11/16/kiji/K20121116004563630.html...
View Articlebeoさんに通っていました
何人かの方から留学前の準備について質問をされたのですが、僕はbeoという留学予備校に、約1年通っていました。 他の留学予備校と同様、費用的には決して安くはありませんが、僕自身はここにして本当によかったと思っています。多分、ここを通していなければ、希望するような形での留学はできていなかったと思います。...
View Articleチャンピオンズ・リーグに行ってきました
先日、チャンピオンズ・リーグの試合を取材してきました。まぎれもない、世界最高峰の舞台です。 両クラブともに自国リーグでトップ争いを繰り広げている一方、欧州を舞台にしたこの試合では、明暗がくっきりと分かれました。 非常に印象的だったのは、この大会における目標を果たせなかった片方の監督に、試合後の記者会見であるリポーターから、辞任に言及する質問が向けられたシーンでした。...
View Article衝動と躊躇のあいだ(冷静と情熱のあいだ風に)
ここまでの授業と仕事の中で、後悔をしたことは決して1度や2度ではありません。「どうしてもっと早く事前情報を仕入れることができなかったのか」「強引にでも名刺交換をお願いして連絡先をもらうべきじゃなかったのか」「違うアプローチで交渉したらもっとよい結果を引き出せたんじゃないのか」 イギリスで会得できることへの期待感が大きい一方で、それが叶わなかった時の失望感もまた大きい。...
View Article3か月経って見えてきたもの
第一セメスターが終了しました。イギリスに来てから駆け抜けるように過ぎていったこの3か月。失うものは無いと思っていたし、得られるものも見えなかったから、後先考えずにここまで突っ走ってきました。...
View Articleベルギーに来たよ
冬休み期間を利用して、ベルギーに来ています。 クリスマスイブをブリュッセルで過ごし、クリスマス当日はアントワープというスケジュール。ケーキのかわりにワッフルを13個食べました。 アントワープに来たのは、洗練された街並みとファッションの発信地、という点に憧れてのことだったのですが、「フランダースの犬」の舞台になった街でもあるんですね。...
View Articleサンドニの興奮
ベルギーから流れてフランスに辿り着きました。大学院生の端くれとして、たまには勉強チックなことも書いてみようと思います。パリのスタッド・ド・フランスというスタジアムに行ってきました。ここは1998年フランスW杯決勝戦の舞台になった場所です。日本代表との直接の接点でいうと、フランス代表を相手にここで2度対戦していて、1度目は0-5と大敗、そして2度目は1-0と勝利しています。どちらも日本人ファンにとって...
View Articleフランクフルトのスタジアム
コメルツバンク・アレーナというところに行ってきました。今乾選手が所属しているフランクフルトのホームスタジアム、それから2011年女子W杯でなでしこJAPANが優勝したスタジアムでもあります。 スタジアム担当者に幅広い質問ができたものの、検証のための質問ができず、情報の確度がスタッドフランスよりも低い可能性が否めません。※一般ファン向けにスタジアム担当者が細かい点を省いて説明していた可能性あり。...
View Articleマメヒコ
渡英する前の約半年、渋谷にある「マメヒコ」というカフェに頻繁に通っていました。渡英前日も、閉店時間を過ぎていたのに、お店の前まで行って、扉の前でしばらく思い出に浸っていました。 イギリスにいて、日本を、東京を恋しいと思うとき、思い出すのはいつもこのカフェです。...
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